ブルースとは何か ブルースとはどんな音楽 ブルースギターとは何か
こんにちは なべQです。
ブルースという言葉は音楽をしていれば聞くこともあると思いますが、
でもブルースとは何か分からない。歌謡曲か演歌のことか?
と思っている方もいると思います。
なのでブルースとはを説明いたします。
ブルースとはロックの起源です。
ブルースなくしてロックンロールはありません。
ブルースは19世紀末ごろにアメリカ南部のアフリカ系アメリカ人によってつくり出された音楽です。その影響は、ジャズ、ロック、リズム・アンド・ブルース(R&B)、ヒップ・ホップ、カントリーなど、アメリカのポピュラー音楽のほとんどに及んでいます。
ブルースの歌詞は、個人的な恋や生活の悩みを歌ったものが多いですが、当初の奴隷解放後も生活が楽にならなかったアフリカ系アメリカ人社会への悲しい気分が反映されています。
(なので日本ではブルースという言葉は演歌や歌謡曲で哀愁や悲しみという意味で使われることが多い)
しかしブルースはかならずしも悲しい音楽ではありません。苦しみや悲しみを乗り越え頑張って生きていこうぜ、何とかなるさみたいな歌も多く、その表現は、歌い方だけでなく、ギターやピアノやブルースハープなどのさまざまな楽器で演奏されるようになりました。
ブルースの起源
ブルースの起源は黒人霊歌・フィールドハラー、ワーク・ソングなどでコール&レスポンス(呼びかけと応答)形式の音楽が起源です。また彼らは貧しかったため、安価なギターや手作りのギターで弾き語りスタイルが始まりです。のちにアコースティックギター弾き語りのカントリー・ブルースやエレキギターを使用したバンド形式に発展したシカゴ・ブルースやモダンブルースなどその後多様に展開していきました。
黒人霊歌とは
米国南部で奴隷となっていたアフリカ黒人が歌った宗教的な歌。白人の聖書,賛美歌と,アフリカ起源の音感やリズムが合成されたものといえる。のちに教会内ではゴスペルとして発達した。
フィールドハラーとは
ブルースの起源とも言われている。黒人労働歌には、一人で歌うものもある。一人で労働に従事している時、あるいは木綿摘みなど集団の中でも共同作業でなく個人的に作業している時に即興的に歌われたものだ。 また、労働から離れて、気晴らしに歌われることもあった。
ワークソングとは
アメリカ南部の黒人奴隷の生活から生れた労働歌。黒人たちが仕事をしながら歌ったもの。
まとめ
ブルースと言ってもカントリーブルース、ミシシッピデルタブルース、テキサスブルース、シカゴブルース、アーバンブルース、モダンブルース等ありどれがいいかは正直好みなりますが、最初のとっかかりとしてはモダンブルース(B.B.キング、アルバート・キング)テキサスブルース(ライトニン・ホプキンス、スティーヴィー・レイ・ヴォーン)が聞きやすいかと思います。
この辺のブルースをであればブルースセッションでもよく演奏されるので
興味のある方は聴いてみて下さい。
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ではこのへんで。