こんにちは ギター歴20年のなべQです。
ブルースを聴いてみたいけど何から聴けば良いか分からない方向けにおすすめブルースマン10人。
よくジャズとの違いについて聞かれるのでまずは簡単にブルースの説明からブルースは
ジャズと何が違うのか。
ブルースは歌が主役、ジャズは楽器が主役。
リズムはブルースはシャッフル、ジャズは4ビート。
生まれはどちらもアメリカです。起源は定かではありませんが、ブルースは1900年代、ジャズは1900年代後半頃といわれています。
ジャズはブルースをBGMやダンスミュージックとしてエンターテインにさせたものが
ジャズの始まりになります。
両者の現代の音楽に対する影響力はロックはブルースから多大な影響を受けています。
その点、ロックはジャズからは影響をあまり受けていません。(例外もあります)
逆にジャズがロックから影響を受けてフュージョンやジャズロックというジャンルが出てきています。
こうしてみていくと、ロック、ジャズ等音楽の起源をさかのぼるとブルースにたどりつくと言っても過言ではありません。
しかしブルースは現代音楽とはあまりにもかけはなれているため一度聴いても気に入る人がそこまでいないのが現実です。
なので初めて聞く人もブルースの曲が好きなるお勧めブルースマンの紹介です。
ブルースを聞き続けて20年の私がお勧めする10人です。
厳選 おすすめブルースマン10人
B.B.キング
もっとも有名なブルースギタリストと言っても過言ではないでしょうか。ブルースを始めてポップスのジャンルに広めたブルースマンで初めてラスベガス、テレビのショーにも進出しました。
ブルースマンで億万長者になったのはBBキングだけと言われています。
バディ・ガイ
2021年現在は85歳今も音楽を作り続けています。ジミ・ヘンドリックス、エリック・クラプトン等、無数の偉大なギタリスト達に影響を与え、6つのグラミー賞を受賞し、ロックの殿堂入りも果たしています。
ジョン・リー・フッカー
独特のリズム感覚を持つブギ・スタイルを確立し「キング・オブ・ブギ」の名でも親しまれた。1991年ロックの殿堂入りを果しまたした。
アルバート・キング
2011年.「ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」に13位に選ばれている。彼もまたエリック・クラプトン、ジミ・ヘンドリックス等らに多大な影響を与えています。
アルバート・コリンズ
ライトニン・ホプキンスが母方の親戚ということもあり、ブルースにのめり込んだ。ピックを使わずフィンガーピックで弾くスタイルでかなりトリッキーな硬質な音色が持ち味のブルースマンです。
フレディー・キング
彼もまたエリック・クラプトンをはじめロック界にも大きな影響を与えた。「ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において2011年では15位に入っています。
マディ・ウォーターズ
シカゴにおてエレキギターを使ったバンド・スタイルのブルースを展開し、シカゴ・ブルースの形成に大きな足跡をのこしたことから
「シカゴ・ブルースの父」と呼ばれるようになった。1987年にはロックの殿堂入りを果たしています。ローリング・ストーンズ、エリック・クラプトン、ポール・ロジャースなど、たくさんのアーティストに影響を及ぼしその影響力は計り知れない。
ライトニン・ホプキンス
アコースティックギター1本と歌というスタイルでしたが、のちにエレキギターを取り入れるなどし幅広い活動をした。1950年頃はビルボードにチャートインするほど大変な人気ぶりで、カントリー・ブルース界でも極めて稀な存在となり、戦争を題材にした歌などもリリースする。
ブルースマンがまだ聞き慣れないなら ブルースロックの方が聞きやすいかもしれません。お勧め2名です
スティーヴィー・レイ・ヴォーン
ブルースロックのジャンルに入りアルバート・キング、オーティス・ラッシュからの強い影響を受けていた。「ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において2011年の改訂版では第12位。
エリック・クラプトン
ブルースロック、ブルースに限らず色んなジャンルの音楽を取り入れている。
『ロックの殿堂』を3度(ヤードバーズ、クリーム、ソロ)受賞。2015年『ブルースの殿堂』入り。ローリング・ストーン誌選出「最も偉大な100人のギタリスト」でジミ・ヘンドリックスに次ぐ第2位。
それではこのへんで。