初心者向けブルースギターレッスン ペンタトニックは何個覚えればいい
こんにちは ギター歴20年のなべQです。
今日はブルースには欠かせないペンタトニックスケールについて解説していきます。
はじめに、ペンタとニックスケールついて初めて聞かれた方や、聞きたことはあるけど意味が分からないという方に簡単に説明します。
ドレミファソラシドこれは皆さんよくご存知だと思います。
1 2 3 4 5 6 7 8 (数字は度数になります ドから数えて8個の音と言うことです。)これをメジャースケールと言います。
このメジャースケールのレ(2)とラ(6)を抜いた音がメジャーペンタトニックスケールと言います。
今回学習するのはマイナーペンタトニックになりますので、
ド ♭ミ ファ ソ ♭シ ド
1 3 4 5 7 8
マイナーになるとミ(3)とシ(7)にフラットが付きます。
ここでは話が長くなるのでなぜフラットが付くかは解説しませんのでまた違う記事に書いていきます。
ペンタトニックスケールはなんぞやということに関してはこれぐらいにして
以下はポジションについて解説していきます。
ペンタトニックは何個覚えればいい?
5つのペンタトニックスケールポジションを覚えましょう。
5つのというのはポジションが5つのことです。
キーがCならば Cのマイナーペンタトニックスケールのポジションを5つ覚えることです。
今から紹介するポジションで大体出てくるのが①にしたものと③にしたものが多いです。この2つをペンタトニックスケールのポジションとして演奏することが多いでしょう。
これだけだと演奏のバリエーションがワンパターンになる可能性が高い。あともう②④⑤のポジションを知ることで音バリエーションが増え演奏に幅が持てます。
これは私のことですが、私もペンタトニックのポジションを見直し最近②と⑤を覚えました。演奏には出しきれていませんが、他のプロの方の演奏を見ているとペンタトニックであっても指板上かなり広い範囲で弾いているのが分かります。
ポジションを知らないと指板上の音の把握が狭くなるので5つポジションを知ることで演奏のバリエーションを増やしワンパターンにならないギタープレイを身につけることができます。
それでは早速Cマイナペンタトニックスケールのポジションを見ていきます。
これはたくさんの教本に出てくるポジションなんでよく知っている方もいるでしょう。
赤い点はルート音です。
① 6弦ルート
②6弦ルートNO.2
③4弦ルート
④5弦ルート
⑤5弦ルートNO.2
もちろんこの5つだけがポジションではありませんが、まずはこの5つのポジションを覚え自分の好きなアーティストのギターフレーズをコピーしていけば自然とアドリブも弾けるようになっています。
私は、20年前になりますが、スティーヴィー・レイ・ヴォーンのTAB譜3冊ほどコピーしました。それからアドリブするぞ、いう感じではなく自然とアドリブができるようになっていました。
英会話でいう単語を覚えたり文章を覚えたりするのと同じで単語を知らないと英語を話せないですよね。ギターも同じでブルースならブルースのフレーズを覚える、単発でなく曲全体で覚える方が後々アドリブプレイに使えます。フレーズ単発で覚えるてもどこで使うかが分からないので、曲全体を通して練習する方が力が付きます。
私もやってしまいますが、教本を買ってしまうことです。初めの1冊目はいいと思いますがその後は好きなアーティストを一曲一曲コピーしていく方が力が付きます。ただ目的があって教本を使用するのはいいと思います。セッション、ライブ等にその教本のフレーズ、バッキングを使いたいなど、ただ漠然とアドリブしたい、カッコイイバッキングを覚えたいなどは好きなアーティストのコピーをお勧めします。
コピーしていくと上記で覚えたポジションを使っているなとわかってくるので理解が深まるとまたギターの演奏が楽しくなります。
それではこのへんで