エレキギター初心者の方におすすめ ギターの練習方法
こんにちは なべQです。
エレキギター初心者の方におすすめの練習方法をお伝えします。
『好きな曲を弾きたい』『バンドを組みたい』
と思ってギターを買ったみた、または買おうと思っているけど
ギターの練習って何からすればいいの?
そもそも音符も読めないのに楽器が弾けるのかと思っている方、大丈夫です。
ギターは音符が読めなくても弾けます。
それを今からお伝えしていきます。
私も14歳時に始めてギターを手にしましたが、始めは何をしたらいいか分からなく2年くらいはほとんど部屋の飾りになっていました。そうならないために上達する基礎の基礎をお伝えします。
ギターは音符が読めなくてもTAB譜というギターやベース専用の楽譜がありますので音楽を今まで全く勉強してこなかった方でも弾けるようになります。
図1がTAB譜です。
左端にEADGBEとアルファベッドが見えますでしょうか。下の段のEが6弦になりそこから上に上がって一番上のEは1弦になります。線の上に数字が書いているのはフレットの数になります。
例えばAの線のところの1という数字は5弦の1フレットを押さえましょうということです。
なのでギターは音符が読めなくてもギターが弾けるのです。
図1
どうやったらギターが弾けるようになるか。
まずはギターを弾くという習慣をつけることです。とにかく簡単なことから始める、同時に弾きたい曲を練習する。
仕事もあるし毎日ギターなんて弾けないという方は、家の中で自分が一番長く過ごす場所の近くにギターを置くことで習慣化することができます。
ギターを毎日弾けば、上達が早くなります。 上達すればやる気も上がります。それでも毎日練習するのは大変、そんなときは、1日30分~10分でもいいのでギターを弾く習慣をつけることです。
ギターはピアノと違ってすぐにドレミファソラシドが弾けるわけではないので自分には向いていないかもしれないと不安になってしまうかもしれません。最初のうちは誰でも1度や2度、3度いやもっとかな誰もがよく思うことです。
練習すれば誰でもギターは上達します。大人になってからでも十分上達します。
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ギター初心者が一番始めにする練習方法
1.クロマッチクスケールの練習
下記に練習の仕方を解説しています。
まずはクロマチックの練習をすることです。単純で何も面白くない練習ですが確実に上手くなる第一歩です。オルタネイトピッキング、ダウンピッキング、アップピッキングで弾いていきます。
クロマチックスケールを練習することで以下のことが身に付きます。
①弦を押さえる指の力が付きます。
②全ての指を使ってしっかりと音が出せるようになります。
③指が自在に動くようになります。毎日やることで指を自在に動かせるようになります。
④コードが押さえられるようになります。
プロのギタリストも未だに毎日やっているものです。ギターの柔軟体操です。毎日弾くとドンドン効果が出てきます。
2.薄い教本を1冊仕上げる。
初心者ギターセットについているような基本の薄い教本を1冊仕上げることです。1冊で十分です。コードの押さえ方、TAB譜の読み方、ストロークの仕方、ギターの各部の名称、チョーキング、ハンマリング、プリングなど基本的な事はほとんど全てのっています。まずはここから始めて下さい。同時進行でクロマチックの練習、好きな曲の練習を進めていきます。
3.弾きたい曲を練習する
初心者の方の練習曲の条件
・テンポが速すぎない曲 (テンポ110ぐらいまでの曲)
・繰り返しが多い曲 (コード4つから5つぐらいでコード進行が同じもの)
・コードが単純な曲 (C D E Gとか押さえやすいコードの曲)
1曲通して弾けるようになるだけで、かなり練習のやる気が上がるので、最初はコード進行が単純な繰り返しが多い曲がいいです。
ただその曲が好きになれない場合はその曲の練習はやめた方がいいです。
自分が好きな曲で単純なコード進行が使用されている曲を練習曲を選んでみてください。
4.エレキギターを弾くときはアンプに繋ぎます。
エレキギターの場合、アンプを繋がずに練習することもできますが、アンプに繋いで練習してください。アンプに繋がなくても音はなりますが小さい音ですのでどうしてもピッキングに力が入り今度アンプに繋いだときに強弱を付けて弾くなどの細いニアンスをつけることができなくなります。アンプに繋げれば耳も良くなりますし、雑にならず丁寧に弾けるようになります。
ギター初心者始める練習方法の解説
1.クロマチックスケールの弾き方
押さえる指は決まっています。
1=人差し指・2=中指・3=薬指・4=小指1
フレットをどこまで弾くとは決まってはいないですが私は17フレットまでします。17フレットまで弾いたら1フレットまで戻ります。
次に4・3・2・1と指を逆方向で同じやり方で弾いていきます。
これをオルタネイトピッキング、ダウンピッキング、アップピッキングで弾いていきます。
Π: ダウンピッキング
上から下に向かって腕を振り下ろしながら弾きます。
∨: アップピッキング
下から上に向かって腕を振り上げながら弾きます。
(オルタネイトとはダウンとアップピッキングのこと)
オルタネイトピッキング 1・2・3・4セット1
4・3・2・1セット2
ダウンピッキング 1・2・3・4セット3
4・3・2・1セット4
アップピッキング 1・2・3・4セット5
4・3・2・1セット6
全部で6セットまであります。慣れるまではいいですがだんだん慣れてきたらメトロノームを使って弾くようにしていきましょう。テンポは50とかからでも大丈夫です。何も考えずに弾くのではなく左手、右手のタイミングや音が綺麗になっているか意識します。始めは音が上手く出なくてもかまいません意識して弾くことが大切です。音が綺麗に鳴らなくてもどんどん先に進んでいきましょう。毎日弾いていくと綺麗な音が鳴るようになります。
TAB譜 クロマチックスケール(こちらのTAB譜3フレットまでしか記載していませんが17フラットまで弾いて次は17フレットから1フレットまで戻っていきます。)
オルタネイトピッキング
ダウンピッキング
アップピッキング
2.コードを覚える。
コードを覚えます。このとき、自分の弾きたい曲や教本にのっている曲に合わせて練習するのがお勧めです。そして、ここも音が綺麗に鳴らなくても、コードがうまく押さえられなくても、止まらずに弾き進めるほうが上達の近道になります。毎日弾いていると音が出るようになります。曲のリズムに合わせて練習しているうち、右手のストロークの仕方が分かってきます。
ギターでは音階を英語で呼ぶので覚えておきましょう。
ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド (イタリア)
C D E F G A B C (アメリカ)
また「Am」「Em」などmが付くものはマイナーと呼びます。暗い雰囲気の曲になります。
コード表の見方
また、こちらでは押さえやすい指も記載しています。
人差し指=1 中指=2 薬指=3 小指=4コード
表は、このようなダイヤグラムで表されています。画像はそれぞれコードの押さえ方です。
数字は押さえる指です。開放弦の◯は音を鳴らす弦です。
Cコード
Dコード
Eコード
Fコード
Gコード
Aコード
準備中
Bコード
3.リズムの練習
メトロノームを使ってリズムを練習します。
Π: ダウンピッキング
上から下に向かって腕を振り下ろしながら弾きます。
∨: アップピッキング
下から上に向かって腕を振り上げながら弾きます。
():空ピッキングです。
(空振りを入れることでリズムが変わっても安定してリズムを刻むことができるようになります。)
初めは音が綺麗に出てくても大丈夫です。リズムを覚えていきましょう。
簡単なコードで練習するのもありです。C E Dなどそれでもまだ無理なら
コードを押せえずカッティングでも構いません。リズムが取れるように練習しましょう。
TAB譜 リズム
コードはあえて記載していません。弾きやすいコードでリズムの練習をしてみて下さい。
4つのリズムパータンがありますので1づつ何回も弾いて慣れてきたらメトロノームを使ってリズムの練習をして下さい。
Π V Π V Π V Π V Π Π V Π V Π V Π Π Π V Π V Π Π V ( ) V Π V
リズムパターン
①のリズム ②のリズム ③のリズム ④のリズム
無料 チューナー Guitar Tuna:標準と変則のチューニング、ギター、ウクレレ、ベース 用の究極チューナー コードゲームとメトロノーム含み
こちらのアプリ一つでチューナー、コード表、メトロノームが使えます。
3連符のリズムを知りたい方はこちらから
4.スマホで録音や録画をする。
毎回録音や録画をする必要はないですが、ある程度自分で弾けるようになったなと思ったら録音してみて下さい。あとで聞き返してみると自分の演奏があまりの下手さにショックを受けると思いますが、これをすることでギターの演奏は成長します。客観的に聞くことで自分の弱点を確認してそこを重点的に練習するようにしていきます。
始めはどうしても力が入るので音も固いですが意識して力を抜くフォームを探したり、研究したりしていれば柔らかくていい音が出るようになります。
特に録音した曲を聞くときはリズムがきっちり取れているか聞くようにして下さい。
取れていなければ繰り返しメトロノームを使ってリズムの練習をするようにしていきます。
5.好きなギタリストを徹底的にマネる、パクる
今はYouTubeという便利な先生がありますのでそこで好きなギタリストの弾き方や手元を研究し、マネをします。弾き方をまねると、リズム、手癖、ピックの持ち方など気になりますので自然と研究しようと思うようになります。そうすると上達も早くなり好きなギタリストの音にも似てきます。
ギター初心者の方の練習方法のまとめ
・毎日ギターを弾く。10分でもいいので弾くことと自分のギターの演奏を録音することです。
・クロマチックスケールの練習
・コードを覚える
・リズムを覚える
・好きなギタリストを徹底的にマネる、パクる。
ここまではおそらく練習は楽しくないかもしれないです。でもこれを1ヶ月2ヶ月と続けていくとギターが弾けていることを実感していきます。日々の上達は目に見えないですが何ヶ月かすると弾けている自分に気づくようになります。
それでもどうしても仕事、学校など忙しくて弾けない日があると思います。その弾けないことで不安になるようになっていたらギターを弾くことが習慣化になっています。そうなれば驚くほど上達していきます。正直私も半人前ですが日々頑張っております。
あと補足ですが
基礎練習は地味でつまらないです。これはどれだけ弾けるようになっても同じです地味な練習は楽しくありません。それをどれだけ楽しくできるように工夫をするかです。楽しくないから基礎練習は弾かないでは上達しません。私も弾き続けれるように日々することを考えています。では楽しんで頑張っていきましょう。
それではこのへんで