ブルースセッション定番曲 よく演奏される曲を紹介 No.1
こんにちは! なべQです。
ブルースセッション行きたいけどちょっと今の自分にはまだ無理かな。
何回か行ったことはあるけど知らない曲がでてきて緊張してしまう。とういう方に向けてセッション定番の曲を紹介しています。
・ブルースセッションでよく演奏される定番の曲を3回に分けて紹介します。
・曲のキーや演奏のポイントを紹介します。
ではなぜセッションに出るためにブルースの定番曲を 知っていた方がいいのか?
ブルースセッションは1ステージ 2曲づつ演奏します。多い時は3~4回転ぐらいです。
一回のセッションで自分が演奏する曲数は6曲~8曲ぐらいでしょうか。
自分がヴォーカル&ギターならその中である程度自分の知っている曲を演奏しますが、
ギタリストならボーカルに曲を合わしていくので全部知らない曲ということもありえます。でも演奏される曲の大半は定番曲が多いので定番曲を知っておくほうが冷や汗をかかなくて済みます。
最初にヴォーカルの方から
これ知ってる?と聞かれますが、
「え、弾けないの」 となると気まずい時もあります。
自分の好きな曲だけ知ってるだけではセッションではできません。
とは言っても
そんなにセッションで厳しい人はいないので安心してください。
いっぱいいっぱいで上手くいかなかったとしても怒られることはないですから。
大丈夫です。
しかし最低限覚えておくのもマナーです。
定番曲を覚えているのと覚えていないのでは自分の緊張感も変わります。
出番が来た時にドキドキしなくて済みますし、楽しくセッションに参加するために覚えておきましょう。
覚え方です
①目標を定める
定番曲をまず10曲覚えるなど、メモに書き出す スマホのメモでもいいです
書くということが大事です。いつでも見れるようにしておく。
自分の目標をいつでも見れるようにスマホの壁紙に貼る方法をある方に教えて頂きましたが、誰かに見られたら恥ずかしいので私は自分のしなければならないノルマをスマホのカレンダーに入力して毎日朝、昼、晩とお知らせするようにしています。
結構効果的です。
②簡単な曲から覚えていく。
まずは3コードの簡単な曲から始める。ブルースはほとんどが3コードなので一つのキーを覚えたらあとはフレット場所を変えるだけでキーが変えれます。ヴォーカルさんのキー変更にも対応できるようになります。慣れてきたら変則のコード進行も覚えましょう。
③TTP(徹底的にパクる)
TAB譜があればTAB譜を覚える。なければ自分の耳で音をコピーしましょう。
どうしてもわからない箇所はセッションなどで上手い人に相談して上手い人の真似をします。TTP(徹底的にパクる)です。
練習した曲は常に録音して客観的に聴き直しチェックがおすすめです。
バッキングを作って一人セッションも練習になります。
こちらはバッキング動画を多数つくっていますので練習に使ってください。
https://www.youtube.com/channel/UCVFfuiOgmLMG91hcLdIUNVw
関連記事
- ①Hide Away (Freddie King)
- ②Got My Mojo Workin (Muddy Waters)
- ③Sweet Home Chicago (Blues Brothers)
- ④Hoochie Coochie Man (Muddy Waters)
- ⑤Everyday I Have The Blues ( B.B.King)
- ⑥Rock Me Baby (B.B.King)
- ⑦Crossroads (Cream)
- ⑧Stormy Monday (T-Bone Walker)
- ⑨The Thrill Is Gone (B.B.King)
- ⑩Let Me Love You Baby (Buddy Guy)
- ⑪Little By Little ( Junior Wells)
- ⑫Key To The Highway (Eric Clapton)
- まとめ
ブルースセッション定番曲よく演奏されるまずはこの12曲厳選して紹介!!
①Hide Away (Freddie King)
ハイダウェイはブルースセッションではインストの定番ナンバー!
フレディ・キングの曲で大ヒットを記録した楽曲でもあります。
キーEで演奏されます。ブルースギターするなら、参考になるフレーズが満載なのでコピーするべき1曲といえます。
TAB譜サイト
YouTube参考動画
②Got My Mojo Workin (Muddy Waters)
マディ・ウォーターズの曲の中でも有名な1曲。
キーEでブルースセッションでよく取り上げられます。原曲キーEです。
モジョ・ウォーキンとサビの部分では
見ている人も一緒に歌ったりとかなり盛り上がります。
コード進行12小節のブルース進行です。かなりアップテンポなので慣れるまでメトロノームをつかって遅いテンポから始めてみましょう。
TAB譜サイト
YouTube参考動画
③Sweet Home Chicago (Blues Brothers)
原曲はロバート・ジョンソンの曲です。いろいろなアーティストがカヴァーしている曲です。コード進行は3コードで難しくはありません。バッキングはパワーコードだけでも問題なと思います。キーはEが多いですがヴォーカルさんによってはA、Gとかもたまにあります。いろんなキーで弾けるようにしておきましょう。
この曲は歌の「One & One Is Two...」という詩で始まるコーラスでは頭の4小節ブレイクします。セッションに慣れている方は当然のようにブレイクに入ります。
ヴォーカルの方によってもブレイクがない場合もあります。
TAB譜サイト
YouTube参考動画
ブルースブラザーズ (ブレイクがあるバージョン)
マジックサム (ブレイクがないバージョン)
④Hoochie Coochie Man (Muddy Waters)
キーはAが多いです。
定番のブルースナンバー。マディ・ウォーターズの曲です。キーAで演奏されるこの曲は、なんと言ってもリフが命!歌が入るコーラスでは1コーラス16小節進行になります。ソロ(アドリブ)を回す時は通常の12小節進行になります。
そこはややこしいですが何回か演奏していたらすぐに慣れます。
TAB譜サイト
YouTube参考動画
⑤Everyday I Have The Blues ( B.B.King)
B.B.キングの代表曲!この曲もよく演奏されます。
キーB♭の12小節ブルース進行のナンバーでです。ジャズブルースぽい感じです。
すべてコードを弾かずに裏拍だけ弾いたりするほうがそれっぽ音になると思います。
TAB譜 こちらはジョンメイヤーしかなかったので音使いなど参考にしてみていください。
YouTube参考動画
⑥Rock Me Baby (B.B.King)
B.B.キングで知られるブルースの定番曲です!
原曲のキーCです。こちらも12小節ブルース進行なので問題ないと思います。
イントロのギターリフをコピーしましょう。難しければバッキングだけでも問題はないと思います。大抵はヴォーカルがリフは弾かれると思います。このときにリフの弾き方をきいてみたりするも良いです。
YouTube参考動画
⑦Crossroads (Cream)
オリジナルはロバート・ジョンソンですが、ブルースのセッションで演奏されるのは、エリック・クラプトンのCream時代の演奏したバージョンのクロスロードがよく演奏されます。キーAのマイナーペンタとメジャーペンタを行き来するプレイです。
キーAの12小節ブルース進行なので進行は難しくありませんが、最初のリフが命ですので下記の動画が分かりやすいので参考にしてみて下さい。
TAB譜サイト
YouTube参考動画
⑧Stormy Monday (T-Bone Walker)
この曲は本当に多くセッションで演奏されます。進行もストマン進行と呼ばれもので
T-Bone Walkerの代表曲になります。コード進行を覚えていないと弾けないのでコード進行を覚えるようにしましょう。いろんなアーティストがカバーしているので
コード進行も一つではないですがよく演奏されるのはオールマンブラザーズのカバーよく演奏されると思います。
キーはGが多いですがヴォーカルさんによってはA Cになったりしますのでいろんなキーで弾けるようにしておきましょう。
Tーボーン・ウォーカーとオールマンブラザーズの動画を貼っていますので参考に聴いてみて下さい。弾き方やコード進行についての動画も紹介しています。
弾き方やコード進行は下記の動画が分かりやすいので参考にして下さい。
ギター初心者でも簡単に弾ける講座! JOYMUギタースクールさん
YouTube参考動画
Tーボーン・ウォーカー
オールマンブラザーズ バンド
⑨The Thrill Is Gone (B.B.King)
B.B.キングの代表曲となっている曲です。
曲はマイナー調のスローブルースです。マイナーペンタトニックスケールで弾かれいます。この曲は「マイナーブルース」と呼ばれる進行です。
B.B. キングの中でもも色々な演奏がyoutubeで上がっていますので是非聞いてみてください、フレーズ自体はそんなに難しくありませんがこのニュアンスを出すには相当聞きこまないと出ないかもしれません。
ザ・スリル・イズ・ゴーン コード進行です。この曲もコード進行が演奏する人によって変わってるので一つの参考にしてください。
||Bm7 |Bm7 |Bm7 |Bm7 |
|Em7 |Em7 |Bm7 |Bm7 |
|Gmaj7 |F♯ |Bm7 |Bm7 |
YouTube参考動画
⑩Let Me Love You Baby (Buddy Guy)
レットミーラブユーベイベコードこの曲はシンプルなキーGの12小節のブルースです。
サビの「Let Me Love You Baby」のあとにキメがありますので動画が参考に練習してください。スティーヴィー・レイ・ヴォーンはこの曲をキーFで演奏しています。
YouTube参考動画
バディ・ガイ
スティーヴィー・レイ・ヴォーン(半音下げ)
⑪Little By Little ( Junior Wells)
ジュニアウェルズの曲です。キーAの12小節ブルース進行ですので覚えやすいです。ブレイクが入る場合あります。ブレイクが入る時は1コーラスフルでブレイクをしています。ボーカルさんによってはブレイクがない場合もあります。
YouTube参考動画
⑫Key To The Highway (Eric Clapton)
キーはAが多いです。
オリジナルはビッグ・ビル・ブルーンジーの曲です。
ブルースセッションで演奏されるいのは
エリック・クラプトンのキーAのバージョンの演奏が多いです。
この曲はブルース12小節ではなく8小節のブルースです。
youtubeですぐ検索できますので是非チェックしてみてください。
TAB譜サイト
YouTube参考動画
(エリック・クラプトン)
(ビッグ・ビル・ブルーンジー)
まとめ
他にもまだ定番曲はありますがとりあえずこの12曲を押さえておきましょう。
ブルースセッションはブルースに詳しくなくて大丈夫ですが曲が弾けるのと弾けないのとでは自分の楽しさも変わります。
セッションによってはヴォーカルさんの選んだキーで弾かなくてはいけなくなることもありますので、色んなキーで弾けるようにしておきましょう。
慣れるまではどの曲かわからないと思いますが、完璧に弾けるようになる必要はありません。(将来的にはなるほうが望ましいです)
今回紹介した12曲のコード進行を覚えて他のキーでも弾けるようになったら違う曲であってもコード進行は基本3コードになるので弾けることも多いです。
セッションで知らない曲が出てきた場合は曲が分からないとヴォーカルさんに伝えればわかる曲を選ばれるのでまずは参加してみて慣れることから始めてみましょう。
ブルーセッションとはすごくディープな世界に感じるかもしれませんがブルースセッションはもっと気楽に参加できるものです。知らない人どうしが音楽で一つになる場所です。参加している人はみな音楽が好きで集まっているので初めは緊張しても2回.3回と通っていくうちにすぐに仲間ができて慣れてきます。
それではこのへんで。